かねまつゆうな
レッドポイント
インプレッション!

Vol.04
ABARTH 595

アバルト595、シリーズ3&4を連続試乗!

みなさまこんにちは、ラリードライバーの兼松由奈です!
レッドポイントインプレッションの第4弾は、アバルト595です!
今回は、レッドポイントさんのデモカーであるシリーズ3と、レッドポイントさんでカスタムされているお客様のシリーズ4の2台を運転させていただきました。

小さくて可愛い&個性を表現しやすいクルマ

イタリア車といえば!なこのクルマは、フィアット500をアバルトがチューニングしたスポーツカーなんです。
アバルト595は何といってもこのカワイイ見た目と中身の凶暴さのギャップが本当に良くて、カワイイだけじゃないよ!というところが女性にもかなり刺さっている印象です。
街中や、カーミーティングでも女性オーナーさんが多く、みなさんそれぞれカスタムを楽しまれていて個性的なクルマばかりです!
限定車も種類が沢山あり特別なボディカラーが設定されていたりするのですが、それがまた可愛かったりします。
今回は2台とも黒のOZホイールを装着していて大人っぽくかっこいいのですが、白で思いっきりスポーティーにしてみたり、ガンメタのRallyRacingも似合いそうだなあ…なんて、カワイイこのボディにホイールでどんな個性を出そうかなって想像が広がりますね。

アバルトの良さは、思い思いのチューニングを楽しめるところ

今回2台乗ってみて、チューニングに奥深い魅力と可能性があるクルマなんだ!という印象を持ちました!
シリーズ3とシリーズ4ではクルマの持つポテンシャル自体にかなり違いがあったのは事実ですが、チューニングの仕方でこんなにも質感や走りが変わるのか!とその違いがすっごく印象的でした。
デモカーのシリーズ3は、レッドポイントさんのノーマル形状オリジナルサスペンションが装着されていて、ユーザーさんのクルマには車高調サスキット、それもリアは別タン式。
求める方向性が違うサスペンションを比べるのも…という感じはしますが、もともとこのクルマ自体はコンパクトカーがベースなのに、ここまで走りが良くなるのか!という驚きでした。
ノーマルだと、もともとのフィアット500の面影が残っているようなカワイイ部分があるんですが(抽象的ですね笑)、チューニングしていくとどんどんそのちょっと抜けてるかわいさみたいなのが無くなっていって、完璧なスポーツカーらしいクルマになってくる感じがあって。
そんなチューニング、カスタムを楽しめるところも魅力的なクルマです!
実は私、昔このクルマのフルノーマルに試乗したことがあるんですが、そのときの印象よりも圧倒的にエンジンの吹けがいいんです。2台とも!
レッドポイントさんのチューニング、メンテナンスが行き届いているのを体感しました。

カワイイ見た目と裏腹にパワフルなエンジン、迫力のあるエキゾーストノートなどのギャップにやられたり、アバルトの魅力に憑りつかれた人を「サソリの毒にやられる」なんて表現するそうです。
イタリア車はやっぱりオシャレ!それだけじゃない走りや凶暴さを楽しみたい人はぜひ、サソリの毒にやられてみませんか?
アバルト595のインプレッションいかがでしたでしょうか!また次回も楽しみにしていてください!