FIAT500twinair アライメント調整

昨年末に初めてお車を診させて頂き初診点検を行ったFIAT500twinairの整備を行わせて頂きました。打合せ道り基本整備から行わせて頂き、最終作業として4輪アライメントの点検も行います。作業前に十分な試運転を行い現状の状態を把握させて頂きます。

ここで弊社が行う少し変わった走行診断も行います。ステアリングホイールを直進状態にて保持し後退を行います。この際の車両挙動を確認する事で更に詳しい状況が把握出来るのです。今回明らかに後退する車両の直進性が良くありません。この状況はリヤサスペションのアライメントに問題有りと考え4輪アライメント調整の絶対的な重要性を感じます。

早速、4アライメント測定にて数値を確認、リヤトーの左右差を確認しました。

 

ステアリング操舵をするフロントアライメントに注意が行きがちですが、今回の様にリヤの左右差の修正が重要です。

今回のような数値の車両を良く見かけます。リヤのホイールアライメント数値の不具合は、フロントタイヤの片方が強く偏摩耗する原因となります。気になる方は、初診点検よりお車を診させて頂く事で何かしらアドバイスが出来ると思います。バックでの車庫入れに左右差を感じる方は特にご注意下さい。

後日、お客様よりお車の変化に絶賛のお応えを頂きました。整備後の車両の変化を体感頂けて大変嬉しく思います。

関連記事