FIAT500X 1.0L FireFlyに
V-UP16取り付け
国内正規未導入のFIAT 1.0L FireFlyエンジンにV-UP16を取り付けさせて頂きました。点火装置イグニッションコイルの一次側電源供給を16ボルトに昇圧してスパークプラグに安定した二次電圧を供給する装置です。今回は、FIAT500Xに搭載、1.0L 3気筒エンジンに装着しました。
経験上、エンジンの回転行程が問題無く、適正混合比にて燃料が供給される場合、如何にスパークプラグが良質な点火が出来るかが重要かと考えております。特に小排気量の過給器付き燃焼条件が厳しい車両に有効だと思います。
500Xのエンジンルーム、エンジンカバーやエアークリーナーケース・サイレンサーマットを外すと3個のイグニッションコイルが現れます。
V-UP16の赤色配線に車両一次側電源配線を繫ぎ、装置の橙色配線を3個のイグニッションコイルへ電源供給となります。
V-UP16の装着完了後、エンジン始動から違いが分かります。V-UP16の特徴としてライトの点灯や空調作動時など電気負荷によるコイル電圧の変化の際も安定した昇圧電圧が供給されます。
納車後、帰路の途中のユーザー様より興奮ぎみに電話が有り、車の変化に驚いているとのご連絡を頂きました。
翌日、以下のコメントもメールにて頂きました。
「格段に良くなりました。ありがとうございます!特に4速,5速,6速で低回転のトルクが良くなった気がします。
いつもならストップ&ゴーが続く街中では、シフトアップインジケーターの指示通りに走ると加速が足りず、かえって燃費が悪くなるのですが、加速もスムーズで、指示通り走ってもストレスがありませんでした。アクセルを抜いても、ほんの少し踏めば直ぐに加速してくれますし、スピードが落ちてもノッキングが出ないので、ギアを無駄に落とさず、流れを読んだエコな運転がとてもしやすいです。
高速でもハイギヤ90kmぐらいからの加速がとてもスムーズに感じました。とにかく低回転からの加速に余裕が出たと思います。
なんだか全体的なフィーリングは前に乗っていたイプシロンのツインエアMTに似たように感じで、運転しながらひとりですごいなーコレと度々言っていました。
結果下道と高速半分ずつ使って17.1、帰っていつもの通勤路を走ってみて14.4(距離は短いですが交差点のたびに信号機があるような道です)体感だけでなく実際に燃費が伸びています。特に市街地での燃費は倍とはいかなかったですが、3割から4割良くなっています。今度ガソリン入れる時までにどれだけ走れるか楽しみです。」
貴重なコメントを頂きました。有難う御座います。