クリオ・ウィリアムズ(Williams)
点検整備を行っています


ルノークリオ・ウィリアムズは12ヶ月点検でのお預かりです。
現在入庫台数の多いクリオ3RSの先祖の様な車ですね。
クリオ1のWilliamsは、当時同時に販売されていた16Sとは搭載されるエンジンが異なります。
16Sは1800CCに対して、Williamsは2000ccとなり、ボア拡大のみの排気量アップではなく全く別物のエンジンが搭載されています。
従って、そのフィーリングは現代でも全く色褪せず、素晴らしいフィーリングを堪能できます。
「凄く速いわけでは無いけど、凄く官能的。」この一言に尽きます。

今回は大きな事は行わず、最低限の内容で完結出来そうでした。
走行距離が少なく、コンディションの良い車ですので。

ひとまず、基本の定期洗浄を行います。

年数経過を経た車両ですが、過去にシャシブラックを塗られた事も無く、洗浄する事で細部の素材の色や、文字も鮮明に蘇ります。
融雪剤多用地域の車の場合、強烈な防錆剤が塗られていることが多く、その場合は洗浄後にご覧の様な仕上がりにはなりません。


その後はルーティンメンテナンスの油脂類を交換し、細部の点検を行い、作業は完了です。

来年辺りは年数経過を考慮し、タイミングベルトやクラッチ系統も必要になってきそうです。
比較対象の無い車ですので、この先も末永くお楽しみ頂けるようにサポート致します。

Written by Hashimoto

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