スタンスとポリシー
壊れないための整備
「壊れてからの修理」ではなく「壊れないための整備」を提供すること。それがレッドポイントのスタンスです。または「事前にトラブルの芽を取り除く」と置き換えても良いかも知れません。
私たちが、このややこしい部分にこだわるのは、「壊れてからの修理」よりも「壊れないための整備」の方が、あなたの出費を抑えられるから、としても間違いではないのです。また同時に、趣味性の強いクルマだからこそ、快適に安心して長く乗ることをお薦めしたいからでもあります。
レッドポイントでは整備前後の調子を、シャシーダイナモを用いたパワー測定で表しています。アレコレ整備明細をご説明するのはもちろんですが、言い訳のきかない「数値としてこれだけ良くなった」ところで勝負しているのです。
そのためには、電気の流れを改善したり、オシロスコープを用いて燃焼の具合を確認したり、必要があればこっそりと燃焼室のカーボンを除去したり、「良い混合気・良い圧縮・良い点火」を追求しています。その結果として、カタログ数値以上の馬力を、たとえ走行距離10万kmを越えていていもエンジンを開けずに導き出すこともめずらしくはありません。
信頼性が向上した近年、確かにラテン車のトラブルは少なくなったと言えるでしょう。しかしながら、ご存じのようにメンテナンスフリーではないのも現実。レッドポイントでは走行距離に応じたメンテナンスメニューを用意しています。
レッドポイント内では対応できないボディーのメンテナンスもおまかせください。ボディーリペア/ペイントから、コーティング・ガラスリペア/フィルム施工・ルームクリーニングまで、厳選された業者さんにご協力いただき、最高の仕上がりをお約束いたします。外注作業にも自信アリです。お気軽にご相談ください。
レッドポイントの職人気質
フィーリングを出力数値で表す「シャシーダイナモ」、燃焼の様子を波形としてグラフで読みとる「オシロスコープ」、車載コンピュータにアクセスしてエラー信号を読みとる「各車種用専用コンピューター」、燃焼室のカーボンを除去し、コストを抑えたオーバーホールが可能な「カーボンクリーン」、インジェクターノズルを洗浄して正確確実な混合気を生み出す「インジェクターリビルド」。
これらに代表されるように、レッドポイントは可能な限り、マシンパワーを取り入れたファクトリーとなっています。それは整備結果を数値(馬力)で確認したいがための、職人気質の現れと言えるかも知れません。
また「カーボンクリーン」や「インジェクターリビルド」などを揃えるのは”プラスアルファの整備をどれだけ低コストで提供できるか”を追求した結果でもあります。エンジンを開けることなく、ケミカル対応と補機類のメンテナンスで本来の性能に近づけられたなら、それはユーザーの金銭的な負担を抑えられることに他なりません。
最新鋭設備を備えたファクトリーでは、今日もコツコツ、じっくりテキパキ、メカニックがベストメンテナンスを追求しています。