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ADAS(先進運転支援システム)診断

ADAS(Advanced Driver Assistance Systems:先進運転支援システム)とは、乗員の安全や快適性をさらに高めるために、自動車自体が周囲の情報を把握し、ドライバーに的確に表示・警告を行ったり、ドライバーに代わって自動車を制御するなど、運転を支援する機能の総称です。

車高の変化や四輪アライメント調整の結果、車両の中心線が変更された場合、ADAS(先進運転支援システム)に使われるフロントカメラの位置調整が必要です。多くの車両はフロントウィンドウ上部にカメラが装着されています。このカメラからの情報により、車両が外部環境を適切に解析し、衝突軽減ブレーキ、レーンキープシステム、アクティブクルーズコントロール等を正確に作動させることができるようになります。

レッドポイントでは、MAHLE社製のデジタルエーミングツールを駆使して、運転支援システムが適切に動作するよう、各種調整作業を行っています。車両の電子制御整備作業に必要な特定整備認証資格も取得(2020年9月)しており、各メーカーにより異なる機能調整作業(エーミング作業)用の各種ツールも整えております。

先進運転支援機能とは?

  • 衝突被害軽減ブレーキ
    前方車両や障害物との衝突を予測して警報を鳴らし、ブレーキの自動制御により被害を軽減します。
  • ふらつき注意喚起装置
    自動車のふらつきを察知してドライバーの集中力低下を注意喚起します。
  • 車線維持支援制御装置(レーンキープアシスト)
    できるだけ中央付近を維持できるように自動車の操作力を制御します。
  • 車両横滑り時制動力(駆動力制御装置)
    急ハンドルなどによる横滑り時に車両の姿勢を安定させます。
  • オートクルーズコントロール (定速走行・車間距離制御装置)
    先行車との車間距離を一定にキープし、先行車がいないときは設定した速度を保ちます。
  • 駐車支援システム
    後退で駐車するときにハンドルの自動制御でスムーズな駐車をサポートします。

以上はASV車両の機能の一部であり、他にもさまざまな機能があります。

エーミング作業とは?

電子制御装置が正しく作動するための校正・調整作業です。
具体的には、レーダーセンサーの付いた外装類の脱着や、カメラが付いたフロントガラスの交換、フレーム修正を伴う事故修理・4輪アライメント調整を行ったとき、先進安全装置を正しく作動させるために行う校正作業です。
4輪アライメント調整を行った際、リヤスラストアングルの変更など行って車両中心線が変化した際は、先進運転支援システムの校正作業をお勧めしております。
言い方を変えると「4輪アライメントの正確な調整が出来ていなければ、先進運転支援システムが車両を正しく制御できない」とも言えます。ADASが重要になればなるほど、もっとも基本的な要素である「4輪アライメント」の正確な診断調整がますます重要になってきています。

先進運転支援システムを搭載されたお車にお乗りの方、レッドポイントまでご相談ください。