五感で感じて整備のご案内を行います

車の操安性能にとても大事なサスペションの構成部品の一部、ショックアブソーバーの不具合が気になります。ここの所、点検・継続検査の際にサスペションの性能低下が認められ修復作業が行われています。
入庫車両の現状把握を行う為に目視での判断も大切ですが、試走を行い五感で車両の状況を観察します。車両本来の性能を把握してどの様に変化を感じれれるかも重要です。
サスペションの機能を評価する機材も有りますが、整備作業者として五感での操安性評価を磨きます。


今回の208のリヤショック機能低下は、ショックアブソーバーオイルの漏れが有り見た目に明らかです。走行感覚として直進走行でも少しの路面のアンジレーションでもリヤサスペションがうねった感覚が有ります。

急激なステアリング操作にはリヤサスが追いついてこない感覚を感じます。車速が増した高速道路の車線変更の場合など車両の動きが治まらず怖い思いをするでしょう。

 

リヤ左右のショックアブソーバーの交換を行い、プジョー208の高性能なサスペション性能を取り戻しました。

 

先日の308の場合は、見た目のオイル漏れは無く著しい走行の不安定感じました。低速走行中にはブッシュがしなる様な異音も有りました。車を走らせる際の感覚の中でも耳に伝わる変化も大切かと思います。

 

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