ルーテシア3RS サスペンションメンテナンス 続編


サスペンションのリファイン作業を進めているルーテシア3RS。
アルミ製アクスルの洗浄を行い、回転軸部に使われているベアリングを点検したところ、盛大ではないもののガタツキがある事を確認し組み替えを行います。

アッパージョイントの分解は、ポートパワーとそれぞれ必要なアダプタを組み合わせて抜き取るこの方法がベスト、だと思っています。
抜き取るだけの最低限の力でスコンっと取り外す事が可能です。

今回の大目玉は、コチラ。
アジャスタブル・サスペンション「 Ver.Corsa 」のセットアップを進めて行きます。

Ver.ストラダーレは8キロスプリングに合わせて減衰と、全長をセッティング。
今回はコルサなので、10キロスプリングに合わせて仕立てています。

画像の残し忘れ、リジットメンバーも今回の作業で組み付けを行いました。



ルーテシア3RSのフロントハブ締め付けは 280Nm. 角度締め付けは不要です。


前後の組み替えを進め、ひとまず着地を終えました。

この後、前後の車高調整~アライメント作業を進めて行きます。
アッパーマウントにはピロアッパーを採用しているため、着地直後はキャンバー変化によるトー値が盛大にイン側を向きます。
このままでは試運転は行えませんので、簡易的にトー調整を行い軽くテストラン。
車高を落ち着かせ、寸法測定・調整を繰り返します。

Written by Hashimoto

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