わぉっ!今度はDS3か
破損一歩手前の間一髪修理
車検整備でのお預りをさせて頂いているのは、DS3 1.6THP です。
お預りの際に、クーラントタンクに目をやると水量が減っている事に気付きました。
このエンジン搭載車輌では、外部への漏れはなくとも、水量が少し減るのは定番ですのでいつもの事かな?とスルーしかけたのですが。
ん?何か匂うぞ。
と思い、臭いを辿ると、ラジエタ上部の1周でクーラントの滲みをみつけました。
アッパータンクのシールから滲み出ているのでしょう。
こうなるとラジエタ交換は必須です。
ラジエタが交換時期を向かえると言う事は、そこの付近の冷却関連部品もそろそろ怪しいはず。
特にこのチューブのロック機構は疑って掛かるべき。
ほら、やっぱり!
チューブの先端は折れて、ラジエタの中に残りました。
外したラジエタのアッパーホースの差し込み口は、素材の変質が起きていてグシャリといともカンタンに潰れました。
盛大に水漏れを起こす一歩手前の間一髪セーフです。
エアインテーク・ホースも樹脂劣化から損傷を発見。交換しましょう。
樹脂関連の予防整備は大切だと、改めて痛感します。
Written by Hashimoto