おいおい!?危ない状況・間一髪セーフ!


車検整備でのお預かりをさせて頂いているルーテシア3RS。
必要となる作業を確認する為に、車輛チェックを進めていると驚きの劣化が目に入りました。

オルタネータのベルトに目をむけると、ん!?なんだこの筋は。

指で押し込む様に力を掛けると、パックリと開いていました。

ベルトのリブ山はリブ飛びを起こしており、破断寸前の状況である事が分かりました。

補器ベルトの損傷で怖いのは2次被害です。

ベルトが切れるだけで終わってくれれば不幸中の幸い。
大抵はそうはいかず、破片がタイミングベルト側に巻き込まれてしまい、バルブタイミンを狂わせます。
その結果、エンジンはバルブとピストンが干渉し、大変な事に。

そうなる前で本当に良かったです。
あと少し、お預かり時期が遅くエアコンを使う季節になっていたら、ベルトの負荷も増え確実に破断が起きていたでしょう。
Written by Hashimoto

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