CLIO3RS クラッチ関連整備をスタート
クリオ3RSはクラッチ関連整備の整備の為、お預かりをさせて頂きました。
左ハンドルの本国仕様です。
走行距離は10万キロ手前です。クラッチの操作性に違和感を感じる事から今回のご依頼へと繋がりました。
早速トランスミッションを取り外し、作業を進めます。
フライホイールの奥に見えるオイル漏れの痕跡。
オイルパンの繋ぎ目か、クランクシャフトシールからの漏れが怪しそう。
トランスミッション側のベルハウス内部は、オイルが付着した上にクラッチダストが被さり、それを繰り返す事で分厚い汚れの蓄積層が出来上がっていました。
この類の汚れは、念入りな洗浄が必要になるのですよね。拭ってもぬるっと滑る質感の汚れは、洗剤と高圧洗浄で汚れを落とします。
クリオのオイル漏れは、オイルパンからである場合と、クランクシールからの場合が多いです。
オイルパンの繋ぎ目から漏れる事が多いですが、今回は珍しくクランクシールから漏れを起こしていました。
ここまで露骨に漏れ出ている事は珍しいですが、原因が明確になり一安心です。
こういう時、ん?クランクシール?オイルパン?どっち?となる事が多い事と、清掃した後にオイル漏れの再発を待つことが出来ない状態なので悩まされるケースは稀にあります。
引き続き作業を進めます。
Written by Hashimoto