156&DS3にEDLCのセットアップ
156はバッテリ上の電源ボックスのメンテナンスも施工


タイミングベルトの交換を終えたDS3は、作業の仕上げにEDLCのセットアップ。

EDLC BOX GAIN DRIVE 本体のサイズが微妙に大きく、取り付けるスペースには悩まされることが多いです。
あと少しだけ小さければ、薄ければ取り付けのし易さが向上するのですがそれは言っても仕方ないので試行錯誤しながらセットしています。
DS3はフューズ・リレーボックスの上にステーを介しての固定を行いました。
ステーを用いる理由は、フューズボックスの蓋 上側が平らでは無い為にそのままではEDLCは座らず、ステーを先に取り付けてEDLCをオフセットさせての取り付けを行います。
取り付け後の印象は、3気筒エンジンの持つ微妙な振動がほぼ気にならぬ状態になり、綺麗に・滑らかにエンジンが回る印象を受けます。
これは以前にカクタス のNA 3気筒に装着した際にも感じた事に似ています。
以前にMSAを装着させていただき、上質な変化を体感済みでありました。
今回は、その上をいく上質化計画に成功!とても良い仕上がりです。

続いては156 V6 2.5 へのEDLCセットアップです。
EDLCは電気の流れを良くすることから、その車に足りない所を補う効果が生まれます。
車側に問題が無ければ接続するだけでOKなパーツである事が魅力のひとつ。
対象となる車が、経年劣化を伴う場合はそれなりに考える事も増えてきます。

156にはバッテリの上に、フューズボックスが存在し、電極を介してバッテリターミナルのプラス側へと接続される構造。

全ての156に言えるのが、この箱本体の電圧ロスは軽視できない事。

車の性能をしっかりと発揮するには、電気の基本の流れを良くする必要があります。
EDLC取り付けの前に、基本環境を整える事にします。




バッテリより供給される電気の通り道、永年の経過で酸化現象が増えればそれは電気の通路が狭くなるのと同じこと。
通電状態を改善し、電気の流れの基本を最適化したうえでEDLCの装着を行いました。
V6エンジン搭載モデルは、エンジンルームの空きスペースが少なく、ここならギリギリ装着が可能という場所にセット。

今となっては少数派のV6エンジン、後世に残すべく大切に維持管理をされている方が多いです。
Written by Hashimoto

関連記事