マルチエアーエンジン+GAIN DRIVE
初回生産枠完売!次回生産分予約受付開始!


車検整備でのお預かりをさせて頂き、一連作業の完了後に GAIN DRIVE のセットアップを行いました。

本体はリレーボックスの蓋の上に固定。

プラス側端子は、M6→M8へと変更し、バッテリターミナルのボルト+ナットで固定。

マイナス端子側は、電流監視システムの通過前に固定。
ここもM6→M8へ変更し取り付けています。
電流監視装置が備わる車両の場合は、装置通過前に固定する必要があります。

マイナスターミナル固定用のM6が固定し易そうに見えるのですが、その位置に取り付けてしまうと制御が車両側の制御が上手くいかなくなりますので要注意。

マルチエアーエンジンは、独特かつ唯一無二な構造であり、カムシャフトは排気側の1本のみという驚きの構造。
吸気側は?ですよね。カムでは無く、排気バルブのカムシャフト駆動力の一部をオイルポンプとして使用し、油圧が発生。
その油圧を使って、ソレノイドバルブを介して吸気バルブの開閉タイミングとリフト量をコントロールするという、素敵なメカニズムです。

これによるメリットは、リフト量が可変する事でエンジンが必要としない空気を吸わせない事。
(必要としない空気を吸わせていたら、それに見合った燃料が必要になります。)
それと、開閉タイミングさえもコントロールする事が可能な為、セッティング次第ではとんでもない仕様を作り出す事も可能である事。

この油圧ソレノイドバルブにEDLCがとても良い仕事をする。私の見解ではそのように考察しています。
ソレノイドを駆動する電力はエンジンが回っている間、常に微細なコントロールを強いられ、電気を送り続けています。
EDLCによる俊敏な充放電特性が、バッテリ電圧よりもいち早くソレノイドバルブへと到達する事で、無効電力を減らす事が可能になります。
それと、電子スロットルの開閉速度がスムーズになる事。

これらにより、今回強く感じたのはエンジンの回転する際に生じる、機能部品各部からのメカニカルノイズがとても小さくなっている事。
これはおそらく燃焼状態の改善により実現しているものと推測しています。
踏めば軽くビンっと廻り、そして静かでパワフル。

プントエヴォのエンジン特性に上質さと刺激性を強化した仕上がりには驚きました。

EDLC BOX GAIN DRIVE 奥ゆかしいパーツです。
GAIN DRIVEは ¥47.300- 税込み
現在、初回ロット分がご予約分を含めて完売状態となりました。
次回のロットは3月初旬~中旬頃に6個単位での入荷がスタートします。
ご相談・ご予約を承っています。

Written by Hashimoto

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