点検作業中に水漏れ発生!今で良かった!


アバルトプントエヴォは、車検整備でのお預りをさせて頂いています。

今回は、水廻りや吸気系統の樹脂・ゴム類を中心とした作業をご提案させて頂きました。
というのには理由がありまして。
エンジンチェックランプが点灯する内容を、見積り前に確認していたところ、奥まったセンサーに手をかけ始めた際に直ぐ側を通る冷却ホースの一部が破断!
冷却水が噴き出す始末となり、驚きました。

原因は、アバルトあるあるの内容。
595もプントも同じく、サーモスタットに取り付けられる樹脂コネクタの破損でした。
軽い力が及んだだけだったのですが、その程度で破損するとは恐るべし樹脂部品。

なにはともあれ、点検中の出来事で一安心です。

そんな事もあり、今回のプランは優先的に樹脂・ゴム関連と相成りました。
樹脂コネクタ付きのホース。普段は樹脂部のみ交換するのですが、ゴムホースの亀裂が目立つ状態になっていました。

潔くパイプ付きホースを使っての交換を行います。

ターボホースにも亀裂の入る箇所がありました。ゴムホースのみの供給はありませんので樹脂パイプ付きアッセンブリでの交換を行います。

こうなればクーラントタンクも交換ですね。
怪しげな水漏れ痕跡も確認できます。




長期的に悩んでいたチェックランプも原因の特定が出来、完治した模様。
部品の生産終了を迎える前に、純正でなければ行けない箇所は先手を打っておきたいですね。

しかし、プントエヴォ刺激的で楽しいクルマです。
軽量フライホイールの組付け済という事もありますが、レスポンスが良くターボの効き具合も丁度良い感じに合わさり、乗りやすさ・刺激・速さ バランスの取れた車です。
Written by Hashimoto

関連記事