マグナムオイルチェンジャーの力はいかに!?
エンジンオイルの交換は、オイルドレンから抜き出すのがベスト?だと私は思っています。
オイル交換上抜き派・下抜き派 そんな話をする機会はメカニック界隈では度々話題にのぼる案件です。
「全量抜くなら下からじゃないと」
「ドレンホールは真下に無い事も有るから上抜きの方が抜けるよ」
「下抜きには異物混入を発見できる事もワンチャンあるよね」
皆様色々な意見をお持ちであります。
と、いうわけで初めてトライする上抜きによるオイル交換を、試していきたいと思います。
使用するのは新たに導入した機材「イヤサカ・マグナムオイルチェンジャー・MOC-30」です。
使い方はとても分かりやすくカンタン。
ポイントは、吸引ノズル内に仕込まれた形状記憶の筋金。
これにより熱いオイル内に浸かる事で、ノズルが曲がる事を防ぎ、オイルパンの最底をめがけてオイル溜まりを狙い撃つことが可能。との事。
電気モータでは無くバキューム式である事も、長年の使用を考慮すると耐久年数に安心感を感じます。
基本操作に従い、アバルトのオイル交換を行っています。
ノズルから吸い出せる全量を抜き取り、その後エレメントハウジングに残るオイルをオイルパンに戻すために数秒のアイドリング始動をし、もう一度吸い出します。
マグナムオイルチェンジャーで抜き出し、確認の為にオイルドレンを解放し、どれだけオイルが出てくるのか?を見てみました。
お~っ!たったこれだけ?
「すげえじゃん!」もうほとんど誤差みたいなレベルです。
最近の車は殆どの場合はアンダーカバーが備わる為、オイル交換の際にはリフトアップ後にカバーを外す事から始めます。
中にはスチール製のカバーも存在し、重量は結構重たい物も混在します。
リフトアップを行う事も無いので、リフトの空きが無くともオイル交換が可能に。
なんとも素敵な高効率化!
こういう機材は、一度使い慣れるともう戻れなくなるのですよね。
使い方をマスターし、最善の使い方も見出いしていきたいと思います。
Written by Hashimoto