ルーテシア3RS タイミングベルトとEDLC
この組み合わせ定番になってきました
ルーテシア3RS ゴルディーニは12カ月点検と、タイミングベルトの交換でのお預かりをさせて頂いています。
当初はベルト交換がメインの作業になると想定していたのですが、ブレーキの消耗が進んでいる事も見つかり前後のブレーキメンテナンスが追加となりました。
昨年の預かりの際に、ベルトの交換は1年後に行いましょうとご案内をさせていただき、今回の交換作業へと相成りました。
ベルト劣化の度合いとしては、ひび割れに直ぐピントが合うという程では無く、ズームして凝らすと細か~なヒビが確認できるという様子。
次にメンテナンスをご依頼いただくのはおそらく1年後、その期間経過を考慮すると今の交換がベストです。
言うまでもないですが、ウォータポンプも交換します。
フランジのガスケット清掃は抜かりなく行い、万全の下処理を行います。
平面の肌荒れや、残留ガスケットは組み付け後に水漏れを誘発する元となりますので、塗装と一緒で下地処理が最重要と言えます。
各部を組替えて、ベルト交換はスムーズに完了。
作業前の点検において、カバー内部からオイル漏れがある様に思えたので点検を行なったところ、ベルトカバー外周のラバー素材が溶け出したものでした。
おそらく過去に漏れたオイルがラバー素材をふやかしたのでしょう。
作業の仕上げに、EDLC BOX GAIN DRIVE のセット。
V-UP16 MSA レデューサ に続くフィーリングアップカテゴリーの定番商品になってきました。
それぞれに効果が異なり、面白いパーツです。
VVT付き車輌にEDLCをセットすると、中間域からの加速時、車がいつも以上にグイッと前に出たがる。そんな印象を感じます。
VVTの油圧ソレノイドはPWM制御を行なっていますので、電力レスポンスの効率アップにより、良い動き・理想的な作動を実現するのだと解釈しています。
気持ち良いNA 2リッター のフィーリングをお楽しみ下さい。
Written by Hashimoto