工場通信

アバルト595はタイミングベルトの交換


点検作業でのお預かりをさせて頂いているアバルト595は、タイミングベルトの適正交換時期を迎えていました。
以前の整備お預かりの際に、次の点検時期あたりがタイベルになりそうですね、とご案内をさせて頂いていました。

ベルトの状態は大きな劣化は見られず、安心。
それもそのはず、この年式のアバルトは従来まで使用されていた物とは異なる素材のベルトが用いられています。
そもそもが強い素材なのでよね。でも、気になるのは、新旧を見分けるラベル印字がほぼ消えている事。

スパークプラグは2万キロ程使っていますので、交換しましょう。
最近の純正プラグは高耐久!パッと見では交換時期か否かの判断はほぼ不可能です。減らないですからね。

ベルト・ウォータポンプ・テンショナを組み替えながら進めて行きます。

続いて、同タイミングでの施工をご案内させて頂いていた案件。
サーモスタット交換と、MTA作動油の交換も進めます。

各部のリファインをとても良い時期に施工できた事、嬉しく思います。
車を取り巻く環境は、乗るペースによって変わってくるもの。
オーナーが車を預けられる時期と、施工予定時期にズレが生じると劣化が進みます。
劣化が進めば、何かしらのトラブルという形でクルマは表現しますから、その適正時期管理が難しいのですよね。

Written by Hashimoto

関連記事

工場通信　トップへ戻る