対象車=全車 燃料種別も問いません!
面白い事になりそうです


弊社のプジョーリフターを使って、新商品のテストをスタートしています。

ディーゼルエンジン搭載車にお乗りの方から度々聞く意見に「V-UP16付けたいんだけどね」という一言があります。
これは以前にお乗りの車がガソリン車で、V-UP16の効果をご存知の方が発するご意見です。

V-UP16はエンジン点火装置に作用するパーツであり、それを持たないディーゼル機関には物理的に不可能な話です。
何かそれに代る物を作れないか..と考えていました。
先日交換した弊社の508ハイブリッドの補助バッテリを眺めていて、こういう小型高出力バッテリを、車の電気装置に作用させられない物か?

思いを巡らせ、たどり着いたひとつの答えが出て来ました。
早速テストを始めて行きます。
少し大きめのボックスの中には、バッテリの代わりになる物が詰まっています。
蓄電・放電をバッテリの何倍もの速度で処理する事が可能な EDLC 大容量コンデンサ です。

一度充電すると、55ワットのハロゲンバルブを明確に点灯する事が可能な出力特性を持ちます。

目的は、車輌の灯火装置を点灯させたいわけでは無く、電子制御系統の円滑化に狙いを定めています。



テストを行なっているのは、弊社のプジョー・リフター ディーゼルターボです。
燃料噴射装置は直噴であり、高圧制御された燃料を、電源昇圧されたノズルで燃焼室に噴射します。
直噴機構は、今の時代とてもメジャーなシステムであり、あらゆる車に採用されるシステム。
これはガソリン・軽油を問わずの話です。
ノズルを作動させるには、ECU内で昇圧処理された電源を用いているわけですが、この電圧が非常に高くピークの際は40vほどになります。
エンジンが回っている間は常にこの状況が続くわけですから、12Vを基本とする自動車の電気系統にとっては思いのほかに労力。

システムとしては、想定内の範囲である事は当然ですが、この負担を軽減出来れば&補助することで燃料噴射が一層理想的になる。
現在、テスト中の製品の狙いは、そこに期待を込めています。

これ、上手く行けば効果的な範囲は無限大でして、ノズルのみならず油圧ソレノイドを多用する電子機械部品全般にも効果的に作用するはず。
そして、現代車の主流でもある 充電制御システム ここにも良い効果が生まれ、結果的にはバッテリにも優しくなる。

これは面白い事になりますよ~!
年末までにはリリース開始を出来ればと、思い動き始めています!

ご期待下さい!
Written by Hashimoto

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