アルファロメオ156 サス リセッティングの遂行
近々開催されるヒルクライムイベントに向けて、アルファロメオ156 2.0 JTS はサスペンションのリセッティングを進めています。
フルタップ式アジャスタブル機構のメリットは、こういう時にとても有効でした。
今回行なう事は、前後のスプリングレート変更と、特性変更・車高を上げ方向に補正 という内容。
1G寸法・伸び切り寸法 それらをデータ取りし、どの程度の調整を行なうかをあらかじめ想定します。
約20mm程もしくはそれ以上の補正を行ないたいという目標ですので、それに見合うダンパー全長を設定。
レートを1キロ下げ、バンピーな路面対策として低反発スプリングへと変更。
フルタップ機構は洗浄と、潤滑を行いスムーズに作動するメンテナンスも施行済。
リヤサスも同様にスプリングの変更を行います。
一般道でも少しハードさを感じるセットでしたので、今回のリセッティングがオールラウンドに対応すると、、より理想的です。
リヤサスの動きの緩和・初期の動き・跳ねた際の追従性向上 それらに狙いを定めてストローク確保を行う為にヘルパースプリングの力も導入します。
ヒルクライム競技は、タイヤが完全に冷えた状態からスタートします。
かつ、御岳山で11月の中旬の開催ですので気温はかなり冷え込むはず。
ハイグリップラジアルタイヤの導入です。
Sタイヤのソフトコンパウンド並に、柔らかさを誇るタイヤの性能に期待。
腰高感は否めませんが、跳ねてオイルパンを強打するリスクを回避できます。
この季節は、ミーティングイベント・モータースポーツイベント共に活性化される時期。
ヒルクライムの翌週には、ラリージャパンの開催も控えています。
楽しい季節をベストな状態で過ごせるよう、体調管理にも気を付けましょう!
これらが過ぎれば、年末モードへの突入です!
気張って行きましょう!
Written by Hashimoto