ベルランゴ・ライティング関連 アップグレード
PWMコンバータによる直流電源化
新商品開発開始
シトロエン・ベルランゴのヘッドライト(純正はハロゲンバルブ)を明るくする為の作業について、ご依頼を頂きました。
このご時世、ほとんどの車にLEDライトやHIDが採用されているため、ヘッドライト=明るい事が普通。という昨今の自動車ライティング事情。
それに対して、ベルランゴ・リフター・ドブロの3兄弟は、ハロゲンライトである為に穏やかな暖色系の光を灯します。
夜間の視認性を向上させ、なおかつスタイリッシュな閃光を放つ為にご用意したのはコチラ。
ロービーム用 H7 LED+ハイビーム用H1 LED+PWMコンバーター(SessA LED+)です。
SessA LED+は、ヘッドライト裏側の配線に結線を行ないます。
その作用により、車体側より供給されるPWM信号をフラットな直流電源へと変換し、安定した電源をLEDバルブに供給します。
青色波形は、PWM信号制御された、ロービームの供給電圧の様子。
赤色の波形は、SessA LED+により直流化した供給電圧の様子です。
断続的にONとOFFを繰り返す電源がPWM。
省電力化を目的としています。ハロゲン点灯においては問題が無いですが、LEDやHIDにおいては最適とは言えない電源です。
ヘッドライトのアップグレード作業は、対象車種により施工内容が様々です。
取り付けるだけでOKな場合と、一工夫を必要とする場合があります。
その車種に適した手法での作業をご案内させて頂いています。
次なる電子部品の開発を行う為に、現在の制御を確認しています。
ディーゼルエンジン搭載車輌に効果が有るのではないかと思案中。
続報は後日に。
Written by Hashimoto