走行過多のABARTH500あるある注意!

初診点検からの入庫のABARTH500はステージ1メンテナンスやステージ3メンテナンスを行わせて頂きました。走行距離7万キロを超えての入庫の為、随所に落とし穴が待ち受けておりました。メンテナンス作業にてが進む中、メンテナンス作業により改善が進むと不具合箇所も診えやすくなってきます。
エンジン性能測定の際、アクセル全開時の出力の出方に違いが有ります。点検を進めるとABARTH500あるあるのフューエルプレッシャーレぎレーター制御されていません。
アクセル開度を大きく開けた際、一時的に燃料圧力を上げ、燃料増量を行うフューエルプレッシャーレギレータへのバキュームホースが破損しておりました。熱量の高いエンジンの為、フューエルプレッシャーレギレータへのバキュームホースが長くもたない様です。
続いて作業完成に向けて試走の際、変速時の下回りの異音や運転席ドア内のガチャx2音など修正しておきます。変速時の異音はロワマントの緩み、運転席ドアの異音はウインドレギレータの緩みと見込んだ所、緩みで済まずナットが脱落しておりました。
今回の作業工期10日程でしたが、携わる時間が長いと走行過多のABARTH500のあるあるが良く診えてきます。

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