危ない!見逃すところでした


レデューサの取付を終え、エンジンルームのチェックを行なっていました。
走行距離は14万キロを超えていると言う事もあり、燃料ホースも交換時期だな。交換しておこうか。っと思いながらホース接続部を確認していると。
お?んん??

おいおい、ホースよりもこっちが危険じゃないか!
という事態に出くわしました。
4番シリンダのインジェクタノズルのコネクタ、そこに繋がる配線被覆がズタボロ..です。

ホース交換のみならば、インマニを外す必要もありませんが配線修理となると、マニホールドの取り外しが必要です。

この配線被覆、どこまで影響が及んでいるのかを確認する必要あり。

表面の絶縁テープを捲り続けると、想像以上に広範囲で被覆が捲れています。
よくこの状態で、何のトラブルも起きなかったものです。

これはコネクタと配線をセットで交換する必要があるので、持ち合せの材料でハーネスリペアパーツを作成。


車輌側の配線と、ハンダで結線して、保護チューブを巻き付け。本当に気付けて良かったです。

本来の目的であった、燃料ホースの対策品への交換も完了し、トラブルの芽を2つ摘むことができました。
車の劣化にはそれぞれ個性が存在します。使用状況・環境など加味して予防策を考えられれば良いのですが、この先も新たな経年劣化は出続けます。
それらを未然に防ぐべく、早期発見に努めていきたいですね。
Written by Hashimoto

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