アルファロメオ4C にレカロシートの取り付けを行ないました
アルファ4Cにレカロシートの取り付けを行ないました。
オリジナル装着のシートは軽くて薄くてタイトで流石だな~っと思っていたのですが
このシートに若干の問題がある様ですね。
シートクッション先端部が硬く、太もも裏辺りを圧迫する事により血流が悪くなり、最後は痺れてくるという。
長時間のドライブが苦になる、とのご相談でした。
レカロシートはフルバケットを選択した場合でも、問題の箇所は素材の違いにより非常にマイルドな
当たりとなります。
そして、レカロシートはフルバケットでタイトな座り心地にも関わらず、運転疲労感・腰痛・が非常に少ないのです。
そういう点が素晴らしいと思う為、シート交換のご相談を頂いた際は、レカロをお薦めしています。
今回装着するレカロシートはRS-Gシリーズのハイエンドモデル RS-G CL をチョイスしました。
取り付けにあたっては、若干の加工作業が必要となりました。
完全固定の手前でお客様と打ち合わせを行い、シートスライドは目いっぱい後ろまで下がらないと、乗り降りが...。
という事になりスライド量を増やす事にしました。
また、シート装着位置を限界まで下げる為、サイドサポートフレームは形状を変更します。
シートバックのクリアランスは限りなく無くなる様になりました。
問題の箇所はこの部分です。
画像では、純正よりもボリュームがあるようにも見えるクッション先端ですが、触ると柔軟性があり
ペダル操作の妨げにならない設計に。
ショルダー部の張り出しは控えめですが、それでも純正よりは出ています。
そういった場合、ドアを閉めるとトリムへの干渉などが起こる場合がありますが、この組み合わせは問題無し。
今後、煮詰めたポジション調整も必要になるかもしれませんが、可能な限りはリクエストにお応えしています。