ステルヴィオの4輪アライメント調整

車高変化によるアライメント不良のステルヴィオは4輪アライメント調整をおこないました。現状のアライメント数値を測定、タイヤの摩耗と操安性能の安定化を目指し、推奨アライメント数値が無いローダウンサスペション車の数値を模索しながら調整を行りました。以前にGIULIAのサスペション変更を行った際も同様でしたが、高性能サスペション・大径タイヤの車両はアライメント数値による状況良否が大きく表れ慎重な調整が必要です。
作業前の現状数値は左右キャンバー・リヤトー・スラスト角に数値の異常が有り適正化が必要です。
リヤサスペションの調整には、備えておいて良かったSnap- onのフオーアングルスパナがアライメント調整を容易にしてくれました。両口スパナの異なる角度が絶妙です。このスパナが無ければ1G状態でのアライメント調整は困難でした。長期使用されてなかったスナップオンメッキのくすみはこの後キレイに磨いておきます。
リヤマルチリンク・フロントダブルウイッシュボーンサスペションは1G状態でのストレスフリーを行いリヤサスペション数値フロントキャンバー・トーの数値調整しました。
20インチホイール装着車両は弊社取り扱い車種でも日常的になっています。大径偏平高級タイヤは大変高価です。出来る限り偏摩耗は避けたいですね。
試運転を行い、明らかに走行安定性を取り戻した車両はこの後の使用過程にてタイヤの摩耗状況を観察して頂きます。
車高変化に伴うADAS作業はこの後、十分な試運転を行い状況を確認して進みます。

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