自然吸気エンジンの性能を上げるアイテム2点をセットアップ


ルーテシア3RSは12ヶ月点検でのお預かりをさせて頂いています。
基本整備の仕上がっているお車ですので、今回はステージ3メンテナンスを中心にリクエスト内容を織り交ぜて、プランをご用意させて頂きました。

リクエストの内容は、エアクリーナの変更と点火系統のアップグレード。
BMC OTA エアインテークのセットアップと、MSA マルチスパークアンプ の取付を行ないます。

吸気システムの変更に伴い、純正のエアクリーナは全てを取り外す必要があります。
ルーテシア3RSのエンジンルームの狭さから、クリーナケースを取り外すにはバッテリとその周辺構造物を取り外す必要があります。


この分解作業は、慣れれば良いのですが、慣れないうちは「なんでこんなに性格の悪い組付け方にしてるんだろ」と思わざるを得ない作りです。

一通りの分解を行ない、その間にMSAを取り付けて行きます。
MSAは「マルチスパークアンプ」の略。
エンジン始動には不可欠なスパークプラグの点火回数を増やす装置です。
専用回路を通過させる事で、エンジンECUより出力される点火信号を増幅させ、3~5回のスパークを可能にする装置です。

4本あるコイルの向かって右側の2本に、点火信号が入力されています。
ルノーは、独立コイルで有りながら他車とは異なる点か電源と信号の配列です。

各結線を完了させ、本体は以前に取り付けたV-UP16のステーに共締めします。
エアクリーナについては、ホースを待つ状態となっていますので続きは後日施行します。
Written by Hashimoto

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