クリオ2RS ヒーターからの水漏れ修理


運転中に、足下に熱湯が噴き出す…

考えただけでもぞっとします。原因は、ヒーター用のラジエタ(ヒーターコア)からの水漏れによる物。
交換作業には、ダッシュボードの取り外しが必要となるためひたすら分解作業を行ないます。

メインダッシュを取り外し、室内側の分解部はまだあります。
金属製の補強兼、各パーツの取付ブラケットも取り外し。この取付ブラケットには4箇所のアースポイントも存在します。



無塗装かつ、鋭利な末端なので作業中に手を切らない様な配慮も必要。

ブラケットが外れれば、続いてはヒーターボックス。

エンジンルーム側からは送水用のホースが2本、入り込みます。


固定部と、ホースを取り外せばようやくメインの修理箇所である、ヒーターボックスの取り外しが可能に成ります。

106では手慣れた作業ですが、クリオの作業はお初です。

コアを引き抜くと、ボタボタとクーラントが垂れ落ちてきました。

新しいヒーターコアに組替えて、ボックス側の気密メンテナンスも行ないます。

真夏の工場で行なうダッシュボードの分解・組付け作業は体に堪えますね~!!
散々大汗かを流しながらの組み付けを行い、冷却水の封入~漏れチェックを行なっていると..
まさかのラジエタからも水漏れあり!まじか。
作業前はヒータがダダ漏れなので、他の漏れチェックは出来なくて仕方なく、最後にこういう事が起きると気持ちがメゲます。。
Written by Hashimoto

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