工場通信

レカロ フルバケを付ける車は..まさかの？


レカロ フルバケットシート RS-G を予想外の車輛に取付を行っています。

どこのメーカーからも、ベースフレームのリリースはされておらずの状況でしたので、ワンオフ製作としてベースフレームを作成。
個人がワンオフ製作を行うと、今の時代は車検に受からないのでNG。
正規のメーカーに作成をご依頼、採寸からお任せし形になりました。

取付を行う車両はコチラ。
なんとDS5！　優雅な乗り味を特徴とするDS5に、なんとフルバケットの組み合わせです。

外すのに一苦労な純正シート。電動モーターとヒーターやらセンサが満載です。
しかも、運転席側を取り外すと、助手席側のモーターが動かなくなると言う、キツイおまけも付いてきました。

運転席の下側に装着されている過剰とも言える装備、これらをすべて取り外し、車両側の集中コネクタと接続し問題を乗り越えます。

思わぬ組み合わせでしたが、乗ってみるとコレが良い！
以前に取り付けたナルディステアリングとの相性がバツグンです。



フルバケは、低めにセットする事が多いですが今回はその真逆のセッティング。
ポジションは高めにセットし、アイポイントの不自然さが生じない様に気を付けました。

コーナリング時に、欲しい場所に必要なサポートがすっと体を支えてくれる、とても良い感じに走れそうです。
「速く走れる様になりそう」そんな期待を感じさせてくれる今回のシート交換でした。
Written by Hashimoto

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