アルファ・ミトのステアリングホイール交換
momo prototipo


アルファロメオ・ミト イモラ にお乗りのお客様よりステアリングホイール交換のご依頼を頂きました。
使用するステアリングは「momo prototipo P-1」ブラックレザー/ブラックスポーク momoステアリングの中でも王道と呼べるモデル。
本家プロトティーポは完全なるフラットコーンですが、こちらはごく浅めのコーン角度が設けられたモデルであります。

純正のステアリングホイールと、エアバッグの取外しから開始。

ステアリングを取り外す前に、交換後にどの程度セットポジションが変わるのかを確認する為に測定を。
コラムレバーとステアリングの距離間は 52mm ほど。

ステアリングの取外し~エアバッグ配線の処理と、今回はコラムスイッチの不具合が生じている為にスイッチ交換も同時進行で行います。


ウィンカーのリターン制御に問題が生じている為、今後の部品流通への不安も加味しての早期交換を行います。

もうひとつの施工点は、ステアリングポジションを少し下げる事。
チルト&テレスコ調整機構が備わりますが「あと少し下げ側に調整を可能にしたい」というご意見の元、構造の確認を行います。

取り付けナットを緩めると、画像の隙間位であれば下げ側に調整する事が出来そうです。

ステアリングホイールの商品記載寸法が芯~芯なのか、外径計測なのか?
分かりづらいので測定してみます。
今回の記載寸法は 350mm

外径計測で350mmです。

対する純正ステアリングは、375mmです。

それぞれの組み換えを完了させ、ステアリングの直進位置の確認・エアバッグ警告灯の確認・ホーンの作動確認を行います。

作業前に計測した、コラムスイッチとの寸法はほぼ同寸となりました。


新しいステアリングホイールは、肌触りが良く、操作性も良い。
そして、エアバッグがなくなる事による軽快な印象が際立ちます。
実にカッコ良いです!
Written by Hashimoto

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