進化を続けるサスペンション
常に改良を重ね、進化を続ける自社企画のアジャスタブルサスペンションキット。その最新版をアバルト595にセットアップさせて頂きました。
ウォルト・ディズニーの名言に「ディズニーランドは永遠に完成しない」がある事をご存知でしょうか。想像力がある限り成長を続ける、と続くのですが、これで完結.完成と思う事は成長を止める事だと自分なりに解釈しています。
アバルトのサスペンションにこれだけのめり込み、繰り返し仕様を変えている事の裏にはこの理論があり、また、それだけセッティングの難しい車であるという事ですね。
今回のセッティングは、シリーズ4以降のアバルトに自信を持ってお勧めする仕様です。これまでのセッティングと何が違うのか?
前後のスプリングとダンパーの減衰力に、変化をつけています。フロントスプリングレートは5キロ リヤスプリングレートは4キロを選択し、特性についても従来品とは異なる物を選びました。
スプリング選びは、減衰と同様に奥深く、同じレートでありながらも素材と巻き方により乗り味の印象は大きく変わる物です。