9.1キロ→4.5キロ メカチューンは楽しい!


初期物アバルトに軽量フライホイールのセットアップを進めています。
恒例の単体テストと、ダイヤフラム荷重チェック。
やはり、ツインエアー系との比較で考えると高荷重な計測データが出ました。

下記計測は、ツインエアー500Sの時の物。明らかに数値が異なりますね。

軽量フライホイールと、DMFの重量比較もご覧下さい。
DMFの9.1キロに対して、軽量フライホイールの4.5キロ。これがエンジンにどんな効果を与えるのか。
気持ちよ~く回り、刺激的な演出を醸してくれます。
アバルト乗りの方々は、組まなきゃ勿体ない。そんなアイテムです。

20Nm.+50°での締め付けを行ない、最終トルクは大凡6キロに到達します。

クラッチカバーの向き、組間違えに注意が必要なポイントですね。
組付け後の不具合を回避する為、始めての施行をされるかたは次の記事をご一読頂くと良いと思います。

「アバルト・軽量フライホイール クラッチが切れない。という事例をたまに伺います。確認事項のまとめ」

そんな事、分かっているよ!という方がほとんどかと思いますが、そういう時に間違いは発生するものです。


クラッチメカニズムのセットアップも完了!


10万キロ走行し、お疲れのクラッチレリーズシリンダはインプットシャフトシールと合わせて新調します。
この後は、ミッションをエンジン側へのドッキングを行ないます。
テンションの上がる作業です。
Written by Hashimoto

関連記事