FIAT500 1.2 はやっぱり素性が良い!!
フィアット車に搭載されるエンジンはどれも個性的だと思っています。
2気筒ツインエアー・4気筒NAの1.2 今は無き1.4 ・そしてターボアバルト。
全てにそれぞれの個性が光り、シンプルで楽しい事が特徴です。
非力ながらも、軽く回ろうとする1.2NAは私の好きなエンジンのひとつ。
回り方にクセがなく、直感的にしっかりと回る、それでいて高出力ではないからしっかりと回せる。楽しいエンジンです。
この1.2は、何時も思いますが素性が良い!
イタリア気質を感じられる名機です。
素性が良いから、上手にパーツを組み合わせることで更に光る事間違い無し!!
お勧めは、エンジンを軽快に回す為の必須アイテム「レデューサ」と、エンジンに厚みを持たせて図太く仕立てる「V-UP16」です。
冒頭画像は、1.2NA専用設計のレデューサの仕込みを行なう様子。
レデューサの前に、V-UP16のセットアップから始めています。
アルミステーを介して、本体をストラットハウジングに固定しました。
1.2のエンジンルームでV-UP16を取り付けるのには、この場所がベストだと思います。
スッキリとしているようで、意外と空きスペースが無いのです。
レデューサはシンプルな構造で取り付ける事が可能なデザインにしています。
以前は通販向きではない製品だったのですが、現在の設計に変更してからは通販用としてご用意する事も可能です。
クリーナケース裏側にホースをセットし、エンジン側に取り付けたレデューサ本体と繋ぎ合わせます。
ホース角度が若干強いので、レデューサのパーツ構造上弱い箇所があるため、タイラップで補強を添えます。
以上の2点の取付を完了し、走らせると「静かなのに、ビュンビュン回る」そんな印象を抱きます。
1.2のエンジン自体、ノイズが少なく、マフラーを交換していると言うケースも少ない為、静粛性の高い車輌が多い事も特徴的です。
キレイに回るエンジンがお好きな方には、ぜひともお勧めしたい製品です。
Written by Hashimoto