CLIO3リミテヴァンタン クーリングファンの緩み対策や基本整備を行います
先日より足回りのリファインを進めていたクリオ3リミテヴァンタンは足回りがシャキっと仕上がったところから引き続き基本整備を含むその他の部分のリフレッシュを進めていきます。
こちらの車輛は初診点検を経ての当社での本格的な整備は初めてのお車という事もあり、まずはレッドポイントの基本整備となる充電回路の改善を図るステージ1メンテナンスを行いつつ、それと同時に行う事で効率歴に進められる水回りの予防整備とルーテシアでは要チェックポイントとなるクーリングファンのガタつき対策も同時に行っていきます。
というわけで狭いエンジンルーム内の各部の分解を進めていきます。
バッテリートレーを外し、予防交換を行うクーラントタンクやサーモスタットも取り外し、エアクリーナーボックスまで外すとだいぶスペースがスッキリしてきました。
この程度まで分解するとクーリングファンユニットが取り出して来れます。
事前の点検で気になっていたクーリングファンのインペラに発生していたガタつきの点検です。
クーリングファンはラジエターに密接しておりガタの発生までは確認できても、クーリングファンユニットを取り外さないと実際の原因確認は出来ませんので取り外し確認を行います。
インペラを固定する軸のボルトの緩みの確認を行うとかなり緩んできており危険な状態でした。
今までも多くのルーテシア3RSで同様のガタが確認されており、最悪ガタついたインペラがラジエターに穴をあけ水漏れを起こしたケースもあり、要チェックポイントとなっています。
しっかりと緩み止めを塗布し締めこみます。
クーリングファンの対策が完了したところから引き続きステージ1メンテナンスや水回りの予防整備を行っていきます。
クーラントタンクやサーモスタットは新品の手に入るうちに新品に予防交換を行ます。
オルタネーターからのダイレクトケーブルの引き込みや追加のアースケーブルの取り出しなど、その他の整備と同時進行することで各部が分解されていることで効率的に進める事が出来ました。
バッテリーターミナルの交換も行い配線を整理し各部を組み付けステージ1メンテナンスも完了です。
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クーラントチェンジャーで冷却水の交換を行い、水漏れなどが起きていないか確認すれば一連の作業完了です。
整備完了に向けて引き続き整備を進めていきます。