猛暑の予感?? HFO-1234yfガスのエアコンメンテナンス

ここ数日早めの台風の影響で天候が荒れたりしていますが、晴れた日の照り付ける太陽の日差しの強さを感じると、この先やってくるであろう夏の猛暑が心配になってきます。

そんな本格的な暑さに備えエアコンメンテナンスを行っています。

そんなエアコンメンテナンスを行う際に注意すべきはエアコンガスの種類です。

かつて数十年「HFC134a(R134a)」と言われるエアコンガスが使われていたのですが温室効果ガスが多く含まれているという問題があり、数年前から「HFO-1234yf(R1234yf)」と言われる地球環境に優しいエアコンガスに変更されています。

そんな新ガスは地球環境には優しくてもお財布には優しくなく、従来のガスよりも10倍近い金額となっている点が問題です。

そこで確かな機器を使い無駄なエアコンガスを使わずにエアコンガスチャージを行う必要があり、今回施工するABARTH595も年式が新しく新ガスに変更されてからのモデルとなりますので、新ガス専用のエアコンメンテナンス機器を使い施工を行いました。

エアコンガスを回収してみると329g回収されています。規定量が400gですので差し引くと71g少なくなっていたことが解ります。

エアコンメンテナンス機器では回収されたエアコンガスをフィルターを通しキレイにしたうえで再使用しますので、足りない71gを新たに追加して充填しいきます。

また、ガスの回収と同時にエアコンオイルの回収量も解りますので、その量を加味したうえで追加するエアコンオイルの量も決めエアコンガスと同時に充填していきます。

施工後の冷風チェック。風量全開でアイドリング状態での吹き出し口の冷風温度を測定すると8℃としっかりと冷えています。

写真には取り忘れましたが風量を少し弱めれば5℃ぐらいまで下がりましたので、夏の猛暑でもしっかりと車内を冷やしてくれることでしょう。

エアコンガスの冷え具合は良くてもその風が汚くては気持ちが悪いでよね、そこのでエアコンフィルターの点検し汚れていれば交換を行えばエアコンメンテナンスの完了です。

 

これからの夏の猛暑に備え追加のメンテナンスとしてエアコンメンテナンスの施工もお薦めします!!

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