6.6キロ→8.7キロ フライホイールの重量化


軽量フライホイールへの交換では無く、今回はその逆の事を行うべく、作業の開始です。
パンダクロスでの作業の際にお届けしていた「ヘビーウェイト・フライホイール」の製作・組付けでご存知の方も多いと思います。
パンダの場合、純正装着品は DMF(デュアルマス・フライホイール)でして、重量は今回のヘビーウェイト・フライホイールと同じ。

フィアット系ツインエアーエンジンに装着されているフライホイールは、2種類の重量が存在してます。
500シリーズについては、国内正規モデルのほとんどは ソリッド構造フライホイール が採用されています。
500シリーズの場合、高出力な車輌のみ DMF が標準装着されています。
パンダ3においては、FF =2輪駆動も 4X4=4輪駆動もDMF が採用されています。

ソリッド構造のフライホイールは 6.6キロの重量。

今回取り付ける ヘビーウェイト・フライホイール の重量は 8.7キロです。

この重量の違いが、どんな結果を提供してくれるのか。
それは未だ未体験の事なので、未知であります。

いくつかのデータをサンプリングしながら進めて参ります。

今回は、走行距離が9万キロを迎える フィアット500 ツインエアー マニュアルミッション車での施行を行います。
以前から計画をしていたクラッチ交換の時期でもあり、お客様からは是非、ヘビーウェイト・フライホイールを体験してみたい!
というご要望もあり、トライアルの意味合いも含めて作業に取り組みます。

どの様な結果が出るのでしょうか。

Written by Hashimoto

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