ヘッドライトLED変更済みtwingoⅢの状況確認
最近のヘッドライトの電源供給がパルス(PWM)制御されてる事はご存じでしょうか。今回の整備入庫のtwingeⅢもその1台です。純正はヘッドライトの光源はハロゲンバルブが使われていますが、この車両はLEDバルブに変更済みの為ヘッドライトの光軸調整を行いながらヘッドライトのLEDバルブへの電源供給をテストしてみました。
LEDバルブの電源をオシロスコープで読み取ると一定電圧が供給されず、制御の掛かった電圧供給となっております。
LEDバルブに供給されるアベレージ電圧は、9.74Vが分かります。テストを行う為にバルブ電源にバッテリープラス電圧を供給する簡易回路を制作して電圧供給を行ってみます。
バッテリー電圧の14.4Vが供給されました。その際のLEDバルブの発光が変化する事が見て取れました。
疑似的にヘッドライトの電源を断続的に変化させるとライトの灯火に変化が見られます。
ヘッドライトの電源制御がパルス(PWM)制御の車両は、今回のtwingoⅢ以外にもFIAT500twinairやシトロエンC4カクタス以降のシトロエン車・プジョー208GTi・RIFTER/BERLINGO/DOBLO 3姉妹などの純正ハロゲンバルブ車が採用されています。
多くの場合そのままLEDバルブへの変更を行っていますが、パルス(PWM)制御電源をコンバートし、直流化する SessA LED+(マイコン制御式のデジタルリレー)もご案内しております・