フィアット500 1.2 フルリフレッシュスタート
作業をスタートしたのは、年式的には高年式の部類に入る フィアット500の1.2L デュアロジックです。
年式は新しいのだけれど、走行距離は既に14万キロを越えています。
短期間にグッと距離を増やす乗り方は、経年劣化とは異なる目線での良否判定が必要となります。
入念に各部をチェックし、結果的に沢山の箇所に手を入れる流れとなりました。
◆クラッチ関連作業一式の施工
◆タイミングベルト関連一式の施工
◆足回り消耗箇所改善の施工
◆その他の箇所については進行と合わせて足し算・引き算を行います。
先ずは各部に手を入れるにあたり、分解作業の開始。
ミッションを降ろす事から始めますので、フロントバンパー廻りを取り外しました。
アバルトMTAの様に、フロントセクションも取外します。
ここまでの分解は不要かもしれませんが、この後の作業性を考慮すると何も無い方が望ましいと判断しました。
重量バランスに優れるフロントセクションアッセンブリ。ガレージジャッキの上に乗り、自立可能でした。アバルトでは装着物が多い事も有り自立しません。
こうやって見ていると、ラジエタ樹脂部分の色変化も気になります。
最近は樹脂部品の耐久度が低く、先手・先手で手を打つことが正解とされています。
しかも、痛い目に合う機会は突然訪れますから予防整備は大切です。
フロントセクションを取り外し~サブフレームの取外しまでを完了しました。
ひたすら行う分解作業で、作業の満足感を味わいました。
他にも進める作業が豊富にありますので、今日はここまで!
Written by Hashimoto