208GTI 異音の原因はこういう事か!
プジョー208GTIは、エンジン始動中のけたたましいまでの異音の原因を探ったところ、ウォータポンプからのものでした。
冒頭画像は、取り外した該当部品とその周囲の構成部品です。
お客様からご相談を頂いてから、その2日後には異音の発生が止まると同時に、冷却水が漏れ始めたという事情でした。
取り外したウォータポンプを検証したところ、こんな破損の仕方をするのか?!と感慨深かったです。
問題の個所はここ。
プーリの取り付けられるハブ。
ここの根元のベアリングが破損していました。
気になったので、分解してみます。
ハブを取り除き、中がどうなっているのか?
分解してみると、ベアリングが無くなっている事が判明します。
抜き取った後には、小さなボールベアリングの構成部品がコロコロと流れ出てきました。
なんとも悩ましい気持ちです。
短期間にグッと走行距離を伸ばした事も有り、何が起きたのか。
各部を組み替えて、無事に復帰をしました。
必要に迫られて施工するメンテナンスと、予防的に行うメンテナンス。
施工内容は同じであっても、お客様が感じる不安要素が大きく異なります。
時間管理で行うメンテナンスの徹底化に努めて行ければと思う今日この頃です。
Written by Hashimoto