ミッションO/Hを終えたが、タイベルの追加作業!


ギヤボックスのオーバーホールを終えたルーテシア3RSです。
作業進行中にふと気になりまして「あれ?前回のタイミングベルト交換はいつだ?」遡ると、自社での履歴はありませんでした。

当社でのメンテナンスをご依頼頂くようになる前に、1回目の交換を済ませている様ですがそこから既に5万キロ弱走行済み。
年数についてもそこそこ経過済み。という事が分かりました。

ひとまずミッション作業をクリアにしてから、ベルトの目視確認を行います。とさせて頂き、見てみると。
横方向に無数のクラックが入っているのを確認しました。

これはこの機会に交換すべきですね。
アルミクランクプーリも同時に採用となりました。

1回目の整備の際に、クランクプーリを交換しているのですが、実はその時は未だアルミ製品がリリースされていない頃でした。
ベルトカバーを外し、SSTセットを行っています。

この時、あれ?っと思ったのが、ピントが合っていませんがベルトテンショナの角度がおかしい事。
アジャストレンチを掛ける箇所が、ロックナットよりも上を向くべきであります。

この向きが本来の位置となります。
ルノーは、一般的なテンショナと張る際の動かす方向が逆になります。

以前の際はリリースされていなかったクランクプーリ。
この後から、ルーテシア3RSのノウハウが蓄積されているのですね。


各部を組み替えて、作業完了です。
ミッションとタイミングベルトという大物作業を終え、ようやくお客様にお返し出来ます。
Written by Hashimoto

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