折れたボルト..上手く抜けると良いのだが
お疲れなトラブルが続々と表に現れてしまった プントエヴォ の作業です。
先ずは、ここがクリヤーにならないと次に進めません。
折れたボルトの抜き取り作業を行います。
折れ残っているボルトの平面部・中央に慎重に穴を開けます。
その後、穴を少しずつ拡大しながら、抜き取り用の工具が入るところまで穴の拡大を進めます。
リムバーを打ち込み、ゆっくりと逆回転に力を掛けると画像の様に抜け出てきます。
同じ事をもう一箇所行います。
その後はボルトホールを拡大し、新たなネジ山を刻み、オーバーサイズ加工を下の後にナットサートを入れ込みます。
これを5箇所全てに施します。
ここでエンジンの重量を支えているので、負担としては相当なレベルです。
M8ボルトでは無く、M10位にしたいところです。
あまりにネジ山を広げすぎて、オイルラインやウォータラインと繋がっても困るので、純正サイズを使用する運びとなりました。
ひとまずボルトホール修理は完了!
Written by Hashimoto