アルファロメオ156 V6 に初のV-UP16 取り付け
ヘッドライト電源回路不良を改善した156は、更に追加の作業を行いました。
当社では初となる V-UP16 の取り付けを行ないます。
V-UP16は、以前から取り扱っている商品で、告知する機会が減っても、お客様からのリクエストの絶えない
定番アイテムになりました。
V-UP16について過去に取り上げた記事は コチラ をご覧下さい。
ではなぜこれまでの間、V6エンジンへの装着を行っていないか?ですが、これについては当社から
お客様へのアピール不足が原因です。
小排気量車輌への取り付けにあたっては、燃焼効率改善によるトルクアップやパワー感向上と嬉しい効果を
私達も体感してきました。
対して、V6エンジンで2.5Lの排気量の車に対してそれと同様の効果が望めるのか?お客様が今以上のフィーリングを
求めるのか?と勝手な解釈からご案内をしていなかったのです。
こういった意見は、ひとつ目線を変えるだけで思いが変わるものでして。
V6エンジンに乗る方の多くは、エンジンの持つフィーリングの良さや、高速道路での気持ちよさ、滑らかさなど
多少の燃費は犠牲としながらも、やはりエンジン特性というところに重点を置いている場合がほとんどです。
当社の行うメンテナンスで、基本性能は十分に発揮できている事前提で、より高い次元を求めるのがお客様の思いです。
もっと鋭い加速が得られたら・高速道路での追い越しや合流時によりスムーズに吹き上がってくれたら
低回転トルクが増え少しお財布にも優しくなったら...などなど考えますよね。
そんな思いに、V-UP16が必ず結果をもたらしてくれるであろうと、想像はつくのですがもうひとつ問題があります。
V-UP16本体を2個使用する必要があるのです。
基本的に4気筒までの車輌用に設計されているため、本体ひとつでは容量不足となり正常作動しないのです。
今回は、2個使用するという点においても、快くご了承をいただけたので、取り付けを行ないます。
本体2個と分配用配線を2本使用しました。
結線は、この部分で行います。
本体はここへ設置しました。
途中の延長配線など、配線保護効果の高いスリーブを使用します。
そして、各部への結線を終え、オシロスコープで電圧確認を行います。
発電電圧が低目ですが、そういった状況であっても16ボルトを供給するのがこの製品の魅力です。
昇圧された電圧がコイル1次側へと供給され、力強いスパークが可能となります。
名機V6のエンジン性能向上には確実に効果のある結果が得られました。
アルファロメオ以外の、プジョー・シトロエン・ルノーにも対応可能です。
気になる方、お問い合わせ下さい。