RCZのオイル漏れが尋常じゃ無い!


ただごとでは無いオイル漏れが始まったのは、RCZ 6MT 車検整備でお預かり中のお車です。
お預かり当初の拾い出しの際にはオイル漏れは発生しておらず、タイミングが良くなのか、悪くなのかお預かり後に発生した模様です。

漏れる量が凄いのです。
ポタポタではなく、ドバーっと吹き出す感じで漏れてきます。
そもそも、この手のエンジンEP6シリーズは水が漏れたり、オイルが漏れたりと、漏れに対しての態勢は出来ているつもりですが今回はそんなレベルでは無いのです。
めちゃくちゃ漏れてくるのだが、漏れすぎてどこからなのか分からないという状況でした。

リフトアップしながら、下で確認しようものなら頭や衣服・目にまで滴ります。
仕方が無いので、一度リフトから降ろし洗い場でフロント撒くってタイヤとライナ外して眺めてみることに。ココならオイルが漏れても直ぐに洗い流せますしね。

ようやく該当箇所を絞り込めました。
どうもこの辺りっぽい。

確証が持て無いので、補機ベルトとテンショナを外して、プーリーも外してエンジンを始動。

動画をご覧頂けましたでしょうか。
クランクプーリの奥に位置する、タイミングチェーンカバーに備わる蓋からオイルが噴き出しています。
ここからのオイル漏れは始めての経験でした。
しかし、何故そこから漏れる?それが気になります。というか、心配。


まさか、圧縮ガスの吹き抜けとか起きていないよね?それを確認したくて、コンプレッションロステストを実施。
ひとまずピストン及びリング廻りに以上は起きていない事を確認しました。

ブロックプラグがたまたま緩くなっただけの話だと良いのですが。
引き続き作業を進めます。
Written by Hashimoto

 

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