トゥインゴ3はヘッドライトの点灯不具合を修理


「走行中にヘッドライトが点灯しなくなる・瞬間的に消灯していた」という不可解な症状をお伺いしました。

調べを進める中で、気になった事はヘッドライトに差し込む電極カプラに衝撃を与えると、お伺いの症状が発生するという事。
メス側端子に問題があるのか、オス側端子の問題なのか、はたまたヘッドライト内部の問題なのか。
作業開始時は、バンパーもヘッドライトも外さずに対処できない物かと悩んだのですが、どうにも確実な作業は難しそうであると判明。
しっかり分解し、作業を行います。

単体点検を進める中で判明したのが、ロービーム電極のメス側の不具合です。
画像の金属端子は、車輌側の集中コネクタとヘッドライト内部のコネクタからそれぞれ引き抜いた物。
これらを裸の状態で接続し、電源を与えるとズバリの症状が発生します。

メス側端子を交換しても同じ事になる気がしたので、潔くバイパス回路に改善する事に。
該当箇所の端子は使わず、引き抜いた端子の穴に配線を通して、直接結線する流れとしました。


元々は左側のみで良いかと思いきや、組戻す前に右側を念の為に確認すると、重傷では無いものの似たような現象が発生しました。
このまま組付けると、近い内に再度同じ分解行程が必要になるのは必至ですので、この機会に右側も同様の処置を行いました。

新しい車なのですけどね。。個体差なのか初期不良なのかは分かりませんが、改善が出来て良かったです。
Written by Hashimoto

関連記事