プジョー208GTiはサスペション不具合発覚
新車時より継続検査を含め、日ごろのメンテナンスをご依頼いただいているプジョー208GTiは12か月点検での入庫です。走行距離8万キロを超えた個体ですが、208GTiの有る有る症状が発覚しました。フロントサスペションを構成するショックアブソーバーの不具合です。不具合の確認には、異音が気になる場合が多いですが今回の状況は初期の不具合状況の様で左右ショックアブソーバー性能に違いが表れています。ショック性能の左右差の違いは試乗による感覚では分かり難さがありますが、SDLテスト診断にて確実な評価が判定できます。
フロントの緑と青のラインが異なったグラフを表しています。純正フロントショックを補修購入の際は、部品番号が変更されており左右同時交換が必要です。
フロントショックと併せてショックアッパーマウントなども交換を行いアライメント調整にて足回りを整えます。フロント左右のSDL診断結果が揃い、プジョー208GTi本来の足回り性能を取り戻しました。