工場通信

お疲れ気味～！なルーテシア3RS
基本整備含めて仕上げの真っ最中


ご新規様のルーテシア3RSは、足廻りの疲労が蓄積していました。

「決定的に何かが悪い」と言うよりも、小さな不具合が積もった結果としてこのクルマ本来の良さが薄れてしまった。という状況です。
ご覧の通り、フロントスプリングは折損しておりプラプラな状態。

ルーテシアのスプリングは多いです。こうなる事が。
理由は分かっているので、再発防止に努めます。

そしてコチラ。
ダブルアクスルストラットのジョイントベアリングのガタつきは、定番の要注意箇所です。
例に漏れず、左右共にガタガタした状態に陥っていました。要交換ですね。

右フロントのストラット・アッパーマウントは亀裂が入り、分離しています。
ここも定番の劣化箇所です。
マウント強度を損なうと、安定感が途端に低下します。
ショックアブソーバの仕事を受け止め切れなくなるので、ダンパーが抜けた様な症状を感じる様になります。


少し点検を行っただけで見付かる不具合が満載でした。

これから各部を最適な状態へと復元させていきます。
Written by Hashimoto

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