工場通信

MTAアバルトにマスタシリンダ・ストッパの組み付け


アバルト595 MTAは「ブレーキ・マスターシリンダ・ストッパ」の組み付けを行います。

左ハンドルも右ハンドルも、マスターシリンダの装着位置は共通の左側となります。
ストッパーの取付位置は、バッテリの下側ですからバッテリ及びブラケットとECU周りを分解する必要があります。

指先に持った部品は、ストッパー構成部品のひとつ。
横方向の動きを抑制するためのストッパーとなります。
右ハンドル車の方が、ブレーキペダル操作時は可動範囲が大きくなってしまいます（構造上の機械的要因）。
左ハンドルでは、マスタシリンダは前後方向と上下方向にみに動きます。
右ハンドルの場合は、横方向にも動いてしまう為にご覧の部品を組み合わせる事で、効果的に動きを抑えてペダルタッチを向上させる事が可能に。

取付後の様子「上から」

取付後の様子「斜めから」

上下前後・横方向をブラケットで囲んで、動きを抑制します。

軽いタッチでのブレーキ操作時にも、力の逃げを防いで繊細なブレーキコントロールが可能になります。
ある意味、ブレーキ操作が上手になるというメリットもあります。

おすすめですよ～！
Written by Hashimoto

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