これは!やばい!火災に繋がるぞ!?
156 Ti JTS 40万キロを迎える為に今出来る事


手を掛ける箇所すべてに何らかの問題が起きている事が印象的な156JTSです。
ヘッドライトの中古品・純正・美品を手に入れ、今回はそれを用いたうえでリビルトを行い取り付けると言う内容でした。

内部のバルブ組み換えを行い、その時に気付いたのですがHIDバラストに行き来する破線の被服がズタボロになっています。
手で触ると、どんどん被覆捲れが生じ、銅線が剥き出しになっていまいます。

こういう現実を目の当たりにしたら見逃せません。ここからは地道な地味作業を進めます。
対象となる配線は4本ほど。
これらすべての被服を修理します。
被覆は捲れて配線の色を認識できなくなるので1本づつ施工を進めます。
対象となる配線を1本づつカット。被覆はすべて取り去ります。

酸化被膜を除去し、収縮チューブを被せてハンダにて結線。

チューブを3ピースに分けて被せます。
結線の完了後に、チューブが全体に被る様にセットし、ヒートガンで収縮します。

仕上がった形がご覧の様子。

この作業、誰かに頼まれても施工はしません。地味に大変ですからね。
常連様への独断ご奉仕作業です。

こんなに多岐に渡る作業、なかなか無いです。ある意味貴重な体験をさせて頂いています。

引き続き頑張ります。
Written by Hashimoto

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