プジョー207はエンジン不調緊急入庫
エンジンチェックランプ点灯が有り、エンジンの具合が悪いとの事でプジョー207が入庫しました。女性ワンオーナーで走行距離も少ない個体です。現状を確認の為の試運転、明らかにエンジンの出力不足や不整脈を感じます。スキャンツールでの診断結果は、複数の故障メモリーを確認しました。
診断を進める中、不思議な状況を確認しました。イグニッションコイルを外しスパークプラグはそのまま、エンジンのクランキングを行いスターターモーターの消費電流差を測りシリンダーバランス測定中、以下の状況が現れました。
点火のイグニッションコイルが外されて状況でもエンジンが回り始めます。状況は如何にも燃焼室内の異常で火種が出来て着火が行われているようです。燃焼室内に何かの影響で着火に必要な火種が出来ている状況です。
まるでディーゼルエンジンのようです。原因として燃焼室内に体積したカーボンデポジットが悪さをしていると考えられそうです。
エンジンの状況は大変良くない様です。今後の修復作業の方針を考えます。