工場通信

695esse esse点検作業と合わせてクランクプーリの交換


695エッセエッセは12ヶ月点検でのお預かりをさせて頂いています。
1年前にサスペンションやその他のアップグレードについてのご依頼を頂いたお車です。
「今回はエンジンがもっと素直に回るようにならないかな？」というリクエストを頂戴し、ご提案させて頂いたのは
「ハイパフォーマンス・クランクプーリー」です。

ストック状態のエンジンECUに手を加えることなく、機械的に点火タイミングを進角する事を可能にします。
エンジン制御の重要部でもある点火タイミングは、性能を決めるうえでとても大切な要素。進角の進めすぎ・遅すぎ はどちらもエンジンを壊す原因です。

ハイパフォーマンスクランクプーリーでは、ノーマルに対して３°の数値まで任意での進角変化を可能にするというのがこの製品の特長。



点火タイミングを進めたエンジンは、出力向上とアクセルレスポンスの向上が望めます。
注意すべき点は、必ずハイオクガソリンを入れている事に加えて、サブコンピュータによる出力向上を行っている場合、ECU書き換えを行っている場合、これらに該当する場合は組付け後に出力を出した際にエラーが入力しないかを確認する必要があります。エラー入力をしてしまう場合は、3°の進角を少しずつ戻しながら調整を行う必要があります。
Written by Hashimoto

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