FIAT DOBLOを検証中
RIFTER・BERLINGOと比較します
何時もお世話になっている地元ディラー様のご厚意でFIAT DOBLOをお借りしております。短期の日程ですが、ここまで様々な事にトライして来た、兄弟車プジョーRIFTER・シトロエンBERLINGOとの異なる箇所探しを行い、実際の試走やスキャンツールを始め各診断機にて検証させて頂きます。
何時もの試運転コースに持ち出し様々なロケーションでの走行を行います。運転席に着座してまず気がつくのは、メーターディスプレーをステアリングホイール内側から望むシトロエンタイプです。プジョーは異形ステアリングホイールの上側から望むポジションとなり、DOBLOはBERLINGOと同じドライビングアイとなります。走行を始め、加速や減速、コーナーやブレーキングを試みます。RIFTER・BERLINGOより車重の軽さかガラスルーフの有る無しの違いか車体の挙動が小さい感じがします。乗り心地はMICHELINタイヤの16インチの組み合わせが良い方向に感じさせます。
スプリングの識別カラーよりフロント・リヤ共に調べた所、RIFTER・BERLINGOには無い設定の様です。
スキャンツールはDOBLOでの選択では、診断が限定されますが、RIFTER・BERLINGOを選択して診断するとADASも含め細部まで診断調整が出来そうです。
下回りから各部を診た所、RIFTER・BERLINGO・DOBLOの違いが判断出来ません。SessA ボディブレースKITは適合確認できました。
1.5L4気筒 ディーゼルエンジンは全車共有の為、エンジン性能向上部品、クワッドレデューサーKITもご利用頂けます。
ヘッドライトはハロゲンタイプとなりますが、ロービームの電源供給はRIFTER・BERLINGO同じ10msに2度オンオフを繰り返すPWM制御での電源供給となります。
ブレーキ廻りの確認、SessAブレーキパッドもご利用できます。現車は、フロントブレーキ SessA F9021 リヤ SessA R974 が適合しておりました。
フロントマスクに特徴の有るDOBLOはイタリヤ車ファンに受け入れられるマルチな車です。現在はフレンチ寄りのDOBLOですが、ユーザー様自身でイタリアン寄りのカスタムを行いイタリアンカラーに染めて行っては如何でしょう。弊社もRIFTER・BERLINGO・DOBLOに施すカスタムアイデアが更に増えそうです。