経過年数の多い車両は要注意です
継続検査とサスペションのリフレッシュを行ったALFA155は経過年数が多い車両の為、消耗部品を含み細部に渡り点検作業を進めます。
古い車両=不具合箇所=熱の発生と考え、サーモグラフィーにて確認しております。古い部品を闇雲に消耗部品としを交換すること無く、温度の変化を測る事により変化を見つけ手当や部品交換の必要可否の判断とさせて頂いています。
サーモグラフィーで各部を確認するとフューズブロックの異常温度が発覚しました。燃料ポンプフューズで有る事を確認、ポンプの不具合とも考えられる為、ポンプの消費電力も測定となりました。
フューエルポンプ本体の劣化・フューエルフィルターの汚れ・配線回路の電圧ロスなどによる消費電力の増加が考えられます。フューズの交換のみでも大きく温度変化が行われました。
温度上昇が確認されたフューズの新品に交換と一部の配線修理を行いました。
長く使用したフューズの新品交換でも大きく違いが確認出来ました。今後事あるごとに同じ手法にて熱の発生を含め、フュールポンプの経過を観察していきます。